品種説明
ローマンカモミールは全草に香りがあり、背が低い多年草です。
リンゴのような芳香を持ち、ティーやハーブバス、ポプリに用いられます。
穏やかな抑うつ作用で、不安やイライラをなぐさめてくれると言われています。
育て方
日当たりのよい場所で育てます。夏は直射日光の避けられる場所がよいでしょう。
高温多湿に弱く、風通しが悪いと蒸れて葉が枯れ上がってしまうので、混み合っている茎は間引きます。
花が終わったら株元でばっさりと茎を刈り込みます。また、葉が枯れ上がってしまった場合も同様に刈り込んで風通しをよくします。
水は土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。やや湿り気を好みます。
収穫
花は随時摘み取って利用できます。
■利用法
花を染色に使ったり、入浴剤に用いることができます。
病害虫
アブラムシ
備考
カモミールの仲間には、ローマンカモミールとジャーマンカモミールがあります。
■ローマンカモミール・・・全草に香りがあり、背が低い多年草です。ハーブティーにすると苦みがあります。
■ジャーマンカモミール・・・・苦みはほとんどなく、背が高く、花のみに香りがある、1年草です。