品種説明
しっかりとした枝葉で非常に丈夫で、生育旺盛な匍匐性のタイムです。
つやのある濃い緑色の葉に、濃いピンクの花が枝先にかたまって咲きます。
ヨーロッパ料理では、肉や魚介類の臭みを消し、風味づけに最適です。
抗菌防腐作用のあるチモールという成分を含み、風邪や消化不良、駆虫などにも効果があります。
育て方
丈夫な植物で日陰でも生育に問題はありませんが、日当たりの方が葉の色つやも良くなり元気に育ちます。
やや高温多湿に弱いので、風通しのよい場所を選びましょう。
枝が茂って風通しが悪くなると、蒸れてしまい、葉が枯れてしまうことがあります。
特に梅雨頃は高温多湿になるので、枝がよく茂っている時には、収穫もかねて梅雨前に株全体の1/3くらいを刈り込むとよいです。
★植え付け:10〜5月
★収穫:周年
収穫
茎葉の収穫をするばあいには、花が咲く前に摘み取ります。
肉・魚介類の臭み消しや煮込み料理のブーケガルニ、ハーブティーなど料理に幅広く利用できます。